September 21, 2015

ゴッホ










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ゴッホのことは昔から好きだ。

高校生の美術の卒業制作で
ゴッホの「夜のカフェテラス」の模写を切り絵でやって以来
勝手に親しみを感じている。
そういえばあの模写、終わらなかったんだっけ。。

大学時代はPhotoshopのクラスで
合成の宿題がでて
くだらない自分の写真と「夜のカフェテラス」
を合体させたこともある。

それくらい、どちらかというと
お世話になっている。

今回の旅行は
フリーランスvisaがとりやすい、というオランダ(Amsterdam)
がどんな所なのかという下見と
ゴッホ美術館にいく、
という実は小さいか大きいかわからない野望もあった。

とりあえず、ゴッホ美術館は全員一致でいきたい、ということで
チケットを調べてみると
丁度うちらのいく予定の土日は
ゴッホの生誕記念? Festivalを開催中で
チケットが完売だった。
また運命を感じてしまった。
でも、チケットないのか、並ぶくらいなら翌日いったほうがいいかな、
と考えたが、エリックは入れるかもしれないからいってみよう
という。

当日はひまわりが大量にかざられていて
黄色黄色黄色!
というかんじ。
風船も、袋も、箱も、ゴミも。
黄色だらけ。
さすが、スケールがちがう。

2時間くらい並べば入れる、といわれ
並ぶことが大嫌いな自分は
ネットで予約して明日きたほうが。。。
と思ったが
気のいいエリックが並んでくれた。

数時間並んで閉館の2時間前くらいにようやくチケットを手に入れ
さぁ、もととるぞ!と意気込み、ゴッホ美術館に入った。

アナライズが苦手な自分は
何が人をあんなに惹き付けるのか説明できないけど
とにかく構図と色とあのガタガタしたラインが
自分は好きなんだと感じた。

生涯お金と無縁だったというゴッホなのに
この人の入りといったら
どこにお金がまわっているのか
気になってしまった。

それにしても
好きなことを仕事にして
稼げないのにそれを一生続けていって
いろいろな影響をうけても
「自分」とわかる作品を作り続けていくって
どうしてできるんだろう。
ききたい。
知りたい。
あ、でも彼もわからないから悩み、自殺してしまったのか。。
でも、製作を続けるってすごい。

残念ながら
「夜のカフェテリア」や、他の作品もちょこちょこぬけていたけど
またくればいいや。

帰り際、ものすごい数の人々が
ひまわり漁りをしていた。

このざっとしたかんじがいいなぁ。
町中「ひまわり」の日だった。