July 27, 2012

1626



(c)wakyhama

ひょんなことから
上海の「1626」という雑誌の今月号にのりました!

サンフランでの一番最初の白黒写真のクラスで
一緒に頑張った友人からのオファー。
彼女は今、
上海に戻り、
この雑誌の編集をしているらしい。

(ちなみに表紙はこちら)

















facebookやflickrのおかげか
世界での仕事も
世界での繋がりも
わりかし楽になったがやないろうか。

今回のインタビューは
英語。
それを中国語に直してのっているもんやき
もちろん自分じゃ読めんし
どうなっちゅうか気になるけど
まぁそれはそれ。
そんなことより、
やっぱりちゃんとしたデザイナーの人がレイアウトしてくれると
なかなかさまになるもんやなぁと思った。

自分でデザインした物とは
全然ちがう。

雑誌にのれたことも嬉しいけど
昔の仲間と
こうやって今、仕事をともにできるっていうのは
なかなか嬉しいものだ。

July 24, 2012

ムヒカ大統領の演説



世界で一番貧乏だと言われているらしいウルグアイの大統領、ホセ・ムヒカ氏の演説。
うちは彼のことを今日までしらんかったがやけど
すごく共感してしもうた。

彼の意見は
わかっているのに片付かんこの世界の問題と
それを整理できずに
どんどん悪くなっていく今の世の中を
うちにもわかるようなすごく明確且つ簡単な演説で
皆にうったえちゅう。

こういうニュースを
とくにみたりはせんき他の演説はわからんけど
彼の意見にはほんまに共感した。

MATERIALISTIC な世の中で
そのせいでどんどん広がる環境問題とか世界危機。
たしかに、皆がみんな、
ドイツみたいな国を目指した所で
世界がいい方向に向かうなんてことはないわ。

恵まれた日本という国に住んで
しかもその中心の東京で思ったことは
なんのために働きゆうか、ってこと。

嫌な会社へいく電車代を払うため
いつかはなくなる物を買うため
そんな生活をするために住む場所代、家賃を払うため

そんなことのためだけに毎日辛いおもいをして働くのとか嫌や。
消費だけの人生は嫌。
何がしたいって楽しい毎日を過ごしたい。

まず自分が思ったのは
仕事はしなくちゃ食っていけん。
でも仕事が嫌いじゃ食っていけても楽しくはない。
やき、今の仕事を選んだ。
そしたらやっぱり大変やし
お金はきつい。
でもその分
お金の使い方、
消費の仕方を考え直した。

楽しみのために電車代を払う。
ずっと使えるものを買う。
自分の生活のために家賃を払う。

まだまだ何もできてないし
無駄使いやってしてしまうこともあるけど
気持ちはだいぶいれかえたつもり。

自分のできることから
materialisticな世の中を変えていかないかん。

ムヒカ氏の演説から
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。
 

辺慈花閉店。



(c)wakyhama

東京の第二の家、辺慈花が
今日で閉店した。

東京に住みだしてまだ家も決まってない頃、
帰国して1週間もたたんうちに
香さんが連れていってくれたのが神田にあった辺慈花。
そして、そこで一生仲良くしてほしい、と思う人に出会った。
ちえこさん。
ほんまに大好きな友人であり、東京の姉。
辺慈花はうちにとって現実逃避の場所で
東京の現実やった。いい意味の。

なくなってしまうのはめちゃめちゃ寂しいけど
新たなスタートは皆で応援したいし
絶対これはいいスタートやと思う。

今日は辺慈花で最後の展示、
おじいちゃんのラブレターを観てきた。

20年以上入院しゆうおじいちゃんが
病院でずっと書き続けている絵。
観ていると
絵のはばの広さに
病院でもいろんな物語があったがやなぁと思った。

おじいちゃんがたまに絵にそえているラブレター
なんだか涙がでる。

ふと感じたこと。
昔の人の方が
ロマンチストやったがやないかな。
シャイとか見栄とかないっていい。

July 21, 2012

David Hilliard




昔、ベイエリアのどこかの本屋で
さらっとみてさらっと買った写真集。
「DAVID HILLIARD PHOTOGRAPHS」

彼の写真が本当に好き。
彼の影響か
湖の撮影にはえらい憧れがある。
wikiをみてみたらなんと、けっこうなおじさんやった。
クリエイティブなもの作りに
年は関係ないって思った。

こんな物語を日常で撮りたいっていつも思う。
彼はそれを実現しゆう人。
思うだけじゃだめ。
最近、こういうふうにちゃんと考えて
プライベートで作品つくってないなー

こういう、
生活感なさそーやけど
実は濃い
っていうもの、作りたい。

今日は朝からじん君と家のそうじ。
大量の服のせいで
ひっかけぼうが落ちてきたき始まった休日の朝。
そのおかげでちょっと整理できました。
古くて使えるものはリメイク。
いらないけど捨てれんものは
勇気をだしてゴミ箱へ。

新しいものがほしいっていう感覚。
前からもっていたものが新しくうまれかわることはある。
これで満足なら一石二鳥。

大量の写真集も
買った時と今では
発見がちがう。

July 20, 2012

Junzo






(c)wakyhama

最近は
おかげさまで、すっかりアー写フォトグラファー。

今日はサンフラン時代からの友人、
Junzoの撮影。
サンフランにおった時
SIRというグループで一緒にARTイベントをやった友人達が
今はけっこう日本におる。

帰国直前の出会いやったのに
かなり濃い仲間で
みんなそれぞれ活動を続けゆう。

形はさまざまやけど
挫折した人が一人もおらんってとこがすばらしい。

写真、音楽、イラスト、書道など
どんどんおっきくなってく仲間は誇らしい。
毎回刺激をもらいながら
いい意味で焦りをもらう。


July 18, 2012

森の中のギタリスト達




(c)wakyhama

鎌倉の旅。

クラシックギタリストの谷川英勢君と遠藤君を撮影。

ちょっとGismontiをイメージしてみた。

July 17, 2012

デモへ

(c)wakyhama

今日は代々木公園で原発集会+デモがあった。

今まで仕事やなんかで1回も行けてなかったデモ。
しかたないとはいえ、
なんか心にひっかかるものがあった。
パブコメ書いたり
facebookで情報広げたりはしよったものの、
デモに毎回いきゆう人や
もっと声をあげゆう人に対して
自分は何もせず、
なんか口ばっかりで無責任な気がしよって。

でも、いざ行けるってなっても
さすがに一人で行くのはきつい。
いろんな友達にきいてみたけど
誰も都合つかず。
仕事やったり他の用事やったり。

せっかく今日は一日お休みやし
ゆっくりしながら写真でも撮りに、
とも思いよったけど
なんか朝からそんな気にもなれず
結局、毎回デモへいってる友人の仲間にいれてもらうことにした。

いざ出陣。
原宿駅はそんなに混んでなかったものの、
周りは人だらけ。
うちの勝手な予想は裏切られ
子供からおじいちゃんおばあちゃんまでおった。
若者が大半と思いよったけど
とにかく一般の人が多くて驚いた。

正直、ほんとう嬉しくて
ちょっと泣けた。
なんでってかんじやけど
今日はそんな気分やった。

最近いろいろと
ガッカリやったりで疲れちょったせい。

デモは暑いし人多いしで
帰ってきて速攻寝たけど
行ってよかった。

July 14, 2012

ADENIA







(c)wakyhama

この間は
こちらもEATPIAさんの撮影で
渋谷にある隠れ家的ブラッスリーのお店、ADENIAへ。


はい、ここでまた言葉をおぼえました。
ブラッスリー。
もううち、フランスいっても困らんかもしれん。

そんなわけはないがやけど
こんな美味しいお料理を食べていると
フォトグラファーという仕事、大変やけどやっぱりいいなぁ、と思う。
単純すぎるけど、
ほんまに食べ物は人を幸せにします。

こちらのADENIAさん、ボリュームもなかなかあってお洒落。
OLさんとかも好きそうやけど
大食い男子も嬉しいお店やと思う。

ちょっと道が複雑+坂多いけど
行く前と後のエクササイズつきと考えて
是非行ってほしいです。



July 12, 2012

Valinor







(c)wakyhama

最近はおかげさまで料理の撮影も増えた。

先日、EATPIAさんの撮影で
荻窪にあるValinorというフレンチレストランへいってきた。

ビストロではなくフレンチ。
恥ずかしながら、この撮影をするまで
ビストロとフレンチの違いを知らなかった。
フレンチ=ビストロやとおもっちょった。
あぁ、無知ってこわい。
それより、ちゃんと勉強せんと
こんなことではいかん。
失敗から学ぶとはこういうことやと思った。

Valinorの相原シェフはとっても気さくな人で
楽しい撮影やった。
しかも料理がこれまたアーティスティックでびっくり。

シロップやドレッシングのかけかたなど、
料理人さんてやっぱりアーティストやとおもう。

そしてやっぱり、美味しいものが大好きです。

July 11, 2012

世界の友人

(c)wakyhama

水曜日の朝。
平日で唯一きがぬける。
ゴミ捨てがない日。
でも最近はじん君がいってくれる。
二人暮らしでやっぱり家事シェアはできると嬉しい。

ところで昨日おとついと
ひょんなことから上海にいる友人と仕事のやりとりがあった。
ここでびっくりしたことが。
話にはきいちょったけど
中国でfacebookがブロックされちゅうというのは
本当らしい。
会社からはメールができるけど
家からはできん、とか普通みたい。
他の国との交流を難しくする Great Firewall。
少し身近に感じ、日本の便利さを改めて実感した。

この間ゆきみさんと話したことを思い出した。
福島のことにちょっと鈍感やった関西の人々が
大飯原発の再稼働についての問題で動き出したり
中東のデモや内戦を遠いからあまり理解できてない自分やけど
行く前はうちと同じ考えやったゆきみさんが
中東にいって友人やお世話になった人がいると
やっぱりすごく心配になると。

やっぱり人間ってどこか自分中心に世界がまわりゆうみたい。
身近や関係のない部分には
知っていてもただの情報でしかなくて
関係するものがあると、それが現実、真実の動きになる。

日本のこともまだまだ全然しらんのに
世界なんてほんと知らなすぎやって実感した。


July 09, 2012

東伏見散歩










(c)wakyhama

ひやいなんていいよったら
いきなりぬくい。

でも、なぜか毎晩、夜は涼しめ。

今日は東伏見へいってきた。

東京の中で
あそこは特に好き。
地元を思い出すにおいがする場所。
時間がスローにながれる。
言い訳やけど、
あそこへいった後の予定には
必ず遅刻する。
なんとなくスペシャルな場所。

チビのうちに、いつものカメラはやっぱりちょっとデカいのか
子供達に振り向きざまにみられるわ
中学生?にもちゃかされた。

でも、都内の子達より
幾分、かわいい気がした。


このblogを読んでくださる方に、
今日はそんな田舎っぽいにおいを体感してほしい。
 


July 07, 2012

冷やし卵そうめん


(c)wakyhama

最近はまっちゅう。
そうめんを卵と醤油で食べる。

家にめんつゆがなくて困った時に
試しにやってみた。
美味しい。
特に、お酒を飲んだ次の日は
本当にこれがいい。

先日小田原のおばあちゃんちからもらってきた
梅干しと
適当な緑野菜をいれて。

そんなわけで
最近ちょっとうどん離れをしちゅう。
セブンの冷凍うどんが
安いのに(2個で100円!) 美味しくて
今まで買いよったけど
ここ最近、コンビニへいかんなったき
うどんが家にない。

そう、スタジオを辞めてから
コンビニをつかわんなった。
たまに寄るだけ。
これはいい変化やと思う。

それにしても涼しい。
ちょっと寒いくらい。
夏はどこへ?

July 04, 2012

Som Sabadell flashmob




この映像、良すぎる。
素敵すぎる。

途中で手を握りながら涙目でみつめるおばあさん観た時
こっちまでちょっと泣きそうになった。

子供達もほんまに嬉しそうやし
Wowってつい言ってしもうたおじさんとか。

いやぁ、ほんまにいい!

スペインのサバデイに本店を構える銀行「Banco Sabadell」が
創業130周年を迎え、
地元の人にお礼するために行ったサプライズ企画で、
オーケストラの「Valles Symphony Orchestra」と合唱団の「Choral Belles Arts」などから100人以上が参加し実行された。 (Rocket News 24より)

らしいです。

心躍る。

July 02, 2012

7月なのに涼しい。


(c)wakyhama

もう7月。
はやい。

今年はこんな真夏を感じさせんほど
涼しい。
こんな日は窓を全開にしてゆったりしたいもんやけど
最近の福島原発の異常がきになる。

海外のメディアではかなり放送されたりしゆうのに
なんで日本ではあまりお目にかかることができんがか。
不思議でたまらん。
facebookやtwitterがなければ
今の日本の情報はどうやって知っていたのかと思うと恐ろしい。

母に
「4号機がやばそうながやけど逃げたほうがいい?」
とメールしたら
「うん」と。
付け加えて「前からいってる」
そうやった。 田舎暮らしを進める母に、この質問は意味なかった。

でもやっぱり
「引っ越し」も少し頭に入れた方がいいがかもしれん。
せっかく仕事もちょっとなりたってきたに
今後の情報は無視できん。

でももし4号機になにかあれば
日本だけの被害にとどまらんろう。
これはかなりの世界危機ながやないろうか。

あぁ、考えとうない。

ところで先日、沖縄土産のパイナップルを頂いた。

まるごと一個
切ってみた。

すごい。 
香りが部屋中に。
みずみずしすぎて
まな板から汁がこぼれおちよった。
おいしー