June 01, 2012

パーマカルチャー

(c)wakyhama

5月31日。
明日から6月。
いや、あと一分で6月や!
なんて早い。

今日は朝から撮影。
あまりないファッションの。
(写真は今日のお昼ご飯) 
なかなかいい物が撮れたと思う。
やっぱり自分の調子がいい時はいい物が撮れる。

夜は前から楽しみにしていた
パーマカルチャーのワークショップ@かぐれ
せっかくやきちえこさん和子さんを誘って参加。
すっごく良かった。

今日のワークショップは
皆に広げたい、ということらしく
ドネーション式。その後、持ち込みディナーがあって
何かもっていく、というかなりありがたいシステムやった。
行きたいイベントがあっても高かったりするとそこでまず2択にわかれるけど
このイベントは即決。
内容がよければお金を払う。
これがまさしくパーマカルチャー。

さて、せっかくなので
うちのとったメモからちょっとご紹介。

まず、パーマカルチャーとは
Permanent Agricultureの略。
「(永続する農法)、 Permanent Culture(永続する文化)からの造語で、つまり“人と、地球が永く良い関係を続けて行けるような暮らし方”のデザインなのです。」(かぐれホームページより)

何をするにもお金が必要で
知らず知らずのうちに
どんどん環境に負担をかけながら
自分やお互いにもストレスや重荷を与えがちの世の中。
こういった生活をどう工夫したら
地球、自然と仲良くしつつ
うまくいくか、ということ。


海君はすごくわかりやすい例をだして
この新しいアイデアについてレクチャーしてくれた。

子供の頃よく家族でやったモノポリーのゲーム。
あれは勝ち負けを競い、逃げ場もない今の世の中のようなものらしい、と。
うちの家族はけっこうあのゲーム好きで
何度もやったせいか
どこの土地(色)がいくらくらいで高い土地、安い土地ってことまで
けっこう事細かにおぼえちゅう。
うちは赤色のケンタッキー、イリノイ州が好きで
値段に関係なくそこばっかりを狙って買いよったのをおぼえちゅう。
今思えば
その頃から高級思考ではなく
好み重視やった気がする。

話は戻って
パーマカルチャーは
そんな勝ち負けなんてあまり気にせず
Fairにいこう、というもの。
お金をだせばいい物はかえるけど
それはお金をもっちゅう人しかできんこと。
今の時代はFairじゃない。
肉体労働のきつい
お金をいっぱいもらっていい人こそ安賃金で働き
何もせず座っているだけで高給取りの人がどれだけいるか。

人の繋がり、交流を深めていくうちに
周りの人の特技や長所を生かし
ブツブツ交換やexchangeをするのがパーマカルチャー流。
このアイデア、そういえば今年のはじめ頃、
在音達と話したような気がする。

交流を深めるきっかけはいろいろ。
同じ考えをもった人達で集まり
その輪をよくばらずに徐々に徐々に広めていく。
何度もの交流や話し合いが
いい物を作り上げる。
無駄な時間はなし。
日本のよくある会議みたく
誰も何も発せず時間だけすぎる、とか
変な年功序列制度をつくり
上がしゃべらなきゃ下はしゃべっちゃいけないとかない。
子供やって発信できるし
みんなが考えをのべる。
恥ずかしいから何も言えない、とかないと思う。

日本に帰ってきてからずっと心のすみにあったしがらみとか
会社を辞め、
なんとなく残った嫌なしこりとか
一気になくなった。
すごくオーガナイズできたかんじ。

考えや方向性はしっかり必要やけど
自分でやることを 
コレだけで食ってく
とか
コレだけで生きてく
とか
そういう考え、古い。

海君の言ってた
「多機能性」
これはほんまこれから重要やと思う。

自分勝手に解釈し
自分に有利な考えにまとめてしもうたけど
今日の自分の考えは正しい、と言える。

海君、ありがとう。