October 30, 2009

ペルーの旅~マチュピチュ編~7日目










9月16日。
朝5時起床。
この旅のメインイベント,マチュピチュへ。
ホテルで朝食(ていっても毎回同じくパンとコカ茶ですが。)
を食べ いざ出発。
夜中から起きて
トレッキングコースを登っていく人もおるらしいけど
うちらはバスで。
と,
もう長蛇の列が。
一気にあぁやられた感。
でも,けっこう早くバスがきた。

入り口でもう一度長蛇の列が。

うちはどうしても霧の中のマチュピチュがみたかったき
かなり焦った。

結局入ったのは6時半。
もうすでに天気は晴れ。
夢「霧の中のマチュピチュをみること」は叶えられず。

でもやっぱり世界遺産。


ここでインカの人たちは暮らしよったがやね,と思うと
なんだか見入ってしもうた。
建築家もおらん時代にあの設計。
ほんま,古代の人々って秀才ぞろい,と思う。
今ほど便利やないき
みんなが試行錯誤で便利のために頭を使う。
ゲームをしているだけで
ロボットがなんでも片づけてくれる時代になったら
人間の脳はどうなってしまうがやろう。

霧はみれんかったけど
それは何十年後かのためにとっちょこう。
(でも在音,ほんとに見れなくなるかもしれないわけ?)

ところでうちらぁ(じん君,めいかちゃん,うち)
マチュピチュの上にあるワイナピチュ登山を試みた。
おなじみ「地球の歩き方」によると
かなり急で落ちて死ぬ人が毎年何人かいるらしい。
それは怖い。

どんなもんやろうと思いきや
ほんまにしんどかった。

しかもロープもほとんどない
岩だらけ。

背の低いインカの人達は
どうやってのぼったがやろう。
この日,
この旅のメインイベントとあって
よそいきTシャツを着ていたじん君は後悔のようやった。

でも,最後まで登りきった。
そして頂上へいってはじめて気づいたこと。
おりれん。
自分があそこまで高所恐怖症に近い体質やとはしらんかった。
登りは休憩すれば全然いける。
でも下りは恐ろしすぎて
半泣き状態。

本気でワイナピチュ永住かと思った。

あーよかった戻れて。

そういえばマチュピチュの過酷なこと。
トイレがないが。
2時頃下山したうちらは
約8時間トイレにいけんかった。
しかもトイレがないとなると
水もあんまりのめん。
これはかなりきつかった。
過酷な山登りで水がのめんって。

後,ワイナピチュは
始めに券をもらっちょっても
時間によっては入れんってこと。
マチュピチュで
贅沢に昼寝で暇つぶし。

次いく時は
もっと計画的にいこう。


写真最後>マチュピチュ村の笛吹。売るというより吹く人。
CDを衝動買いしました。











October 28, 2009

南極料理人


なんだか気分がのらない午後。

仕事,やりたいことはあるけど
働きたい場所がない。


いつからこんなにピッキーになってしまったがやろう。。


なんとなく最近思うこと。
自分はけっこう何もかもが中途半端なんやないろうか?
とか。
「英語」6年アメリカおったわりには話せん。
まぁ,始めのひどさをしっちゅう同級生らぁはびっくりするばぁのびたけど。
「サックス」高校生のころから約5年やりよったのに
未だに楽譜がよめん。
「ウクレレ」結局2曲しかひけん。
「写真」学校で勉強したこと」おぼえちゅうがやろうか?!
とまぁこんなかんじで
書きよったら余計自己嫌悪におちいるのですが。

岩手にきてから
ネガティブになることが多いかんじ。
うちらしくないやンって思う。
で,まぁ結論をだしたのが
「写真」だけはホンマに」ちゃんとやろう,と。
これは趣味やなくてあくまで本気。


楽器やら英会話は趣味。
それは完璧やなくていいとおもう。
写真はちがう。
思ったら即行動。
やけどなかなかないよ,仕事。
そりゃあまだ探しだして数日やけど
ちょっとおちました。


で,やっと本題。
盛岡って映画の町らしい。
映画館通りなんてのもあって
最近減ったらしいけど,それでもかなりの映画館が集まってます。
今日はレディースデイやったき
前からみたかった「南極料理人」
をみてきたよ。


このチョイス,今日の自分にぴったりやった。
おもしろかったのはもちろん。
それに期待しちょった料理ももちろんよかった。
(このフードスタイリストさん,大好きです)
でも,それ以上に
なんとゆうか幸せな気分になった。

南極へいった主人公達が
生き物もおらんばい菌もない所へいって
みんなが嘘のない正直な状態で
あたりあってく?のがすごいよかった。


前,情熱大陸にでちょった南極料理人の方をみたときいいよったのが
「何もなくて寒い。料理だけが楽しみのような所。料理はうまいもんをたべさせたい」
っていいよった。
はじめはそんなに興味のない料理が
どんどん彼らにとってかけがいのないモノになってくのが
印象的やった。
あと,誰も「うまい」「おいしい」っていわんが。
でも表情でわかる。

あー,いいな,あんな料理作れる人。

それにこの映画には共感する所が盛りだくさんやった。
一番共感したのが最後の場面。
主人公が
南極から帰ってきて
普通にコンビニで立ち読み。
ほんまに南極にいっちょったがやろうか,
って思う。
そして普通にバーガーをたべたとき
「うま!」っていうとこ。


あー,わかる!って思った。
たぶん日本の外へ長期間いった人が
誰でも共感するがやないろうか?


今日の晩飯は一段とおいしかったです。
職はきまらんけどちょっとポジティブになりました。
明日からもがんばろう。




October 25, 2009

あやまち

そういえば,
なんだかあんまり画像がよくない。

まず,今自分の手元にサイズをかえることのできる
ソフトがないき
毎回フリッカーにアップして
サイズを縮めゆうき
画素的によくない
のと
実は
危険とはわかっていたものの
安さにつられ
ペルーで現像をしてしまいました。

途中であまりにも
現像が下手なことに気づき
やめたのがせめてもの救い。

けっこうフィルムに傷がぁぁ。

写真はこっちの方が綺麗にみれます。
http://www.flickr.com/photos/wakysf/

October 24, 2009

ペルーの旅~CUZCO偏~6日目











「日記を書くのが面倒になってきた」

この日の日記のトップにかいてある。

思えば
うちの引き出しには
はじめの5ページほど使った日記帳が
10冊弱ある。

中には
英語でやろうとトライしたモノまで。

日記って続くタイプやないがです。
でも,もしも明日記憶喪失になったり
何がおこるかわからんき
うちはいつも2冊の手帳を用意。
1冊は家用であったことを書くモノ。
でも箇条書きで。 (箇条書きなのは重要。)
もう1冊はスケジュール帳。
忘れ物がおおいきいろいろかいちょくためのもの。

さて,このペルー日記帳は
この後どうなるんやろう。。

6日目。
いよいよマチュピチュへ。
まず,バスで山を登り(ねよったきおぼえてないけど)
コンドルの形をした岩があるという
オリャンタイタンボへ。
ここは虫が異常におった。
その後,電車でマチュピチュ村までむかう。

この電車の中で
英語,スペイン語,日本語,ケツア語,ドイツ語,(たぶんそれ以上)
をしゃべれるちょっと怪しげな親父に遭遇。
(彼いわく,ケツア語は日本語とにているらしい。)
微妙になんぱされ,逃げる。

マチュピチュ村につくと
とりあえず昼寝ーランチ。

ここでめっちゃうまいサラダをみつけたよ。
アボカドにマスタードと酢をまぜたソースがかかっちょって
その上にパプリカのきざんだやつがのっちゅう。
帰国後つくってみたけど
なかなかいけます。

その後,
有名な温泉へ。
プールのようで
ちょっと(by 地球の歩き方)かなり(by waki)濁った温泉。

そこでなんと
リマで同じ所に泊まっていて
クスコでも同じホテルにとまっていた
明花ちゃんに遭遇。
偶然でもここまで何度もだと
運命,とか思ってしまう。

マチュピチュ村の感想。




食べ物があまりおいしくない。
日本人がいっぱい。

りんごの達人達


岩手での初バイト終了。

職務は
りんご売り。

何をするって
りんご切って売るだけながやけど
相手はかなりの強者。

岩手の人々って
りんごの達人です。

これはもしかしたら青森とかも同じながかもしれんけど。
南国育ちの自分にとっては
全く意味がわからん。

りんごって種類で選んだことある?

うちはないがやけど。
まぁ,ふじとかは有名やきしっちゅうけど。

今日の主役は
・ジョナゴールド,通称じょなさん。

そしておとなりに
・ふじ
・王林
・紅玉
がならび

最後には
ハックナインなんて
超洒落た名前のまであった。

お客様達からの質問,反応もマニア級。

「あらー,じょなさんもうでたのねー」
とか
「今日のじょなはちょっと柔いなぁ」
とか
「うちの主人はじょなは食べないのよ,酸っぱいから」
とか
「ハックナインはないの?あれが美味しいのよー」
などなど。

一番難しかったのが
「じょなは何と何の混血だったかしら?」
って質問。

もちろんわからん。
こんなん聞いてないです。
今日きいちょったのは
岩手産のりんご売り
ってゆうアバウトすぎる情報だけ。

正解は
ゴールデンデリシャス

紅玉のミックスらしいです。


1日の仕事で
ここまで一つのことについて勉強になったのは
はじめてかもしれない。

October 22, 2009

ペルーの旅~CUZCO番外編~クスコのおやじ






クスコはけっこう広い。
ホテルrojas(かなりお勧め)から坂をあがると
とっても見晴らしがよさげな所にでた。
そこで出会ったおんちゃん。
英語も話せて微妙な日本語も。
おんちゃん,おうちへ招いてくれた。
(写真下)
絶景!

ちょっとあやしかったけど
たんにナイスなおんちゃんやったがやろう。





October 21, 2009

松田 弦


先日
高校時代の友達,弦さんのコンサートへいってきた。
卒業してからも
なんやかんやで
連絡をとりよったけど
コンサートはいつも時間があわずいけんくて
今回が初めて。
松田弦
クラシックギタリスト。
彼のドキュメンタリーを撮ると決めて
はや1年。半。
まだ一向に進んでない。
コンサートは
第1部はクラシックでまとめ
第2部にはテンポの速い曲や
ききやすいものがおおかった。
実はうち昔5年ほど
クラシックをしよったき
どっちの演奏も魅力的やった。
ギターを弾くと
かっこいいのに
トークになると
全然だめなのも
ある意味魅力の一つながやとおもう。
弦さんは有名になっても
弦さんながやろうね。
ところで
クラシックギター演奏って
かなり繊細。
何をまちがったか
フィルムカメラをもっていってしまい,
でかいシャッター音のため
演奏中の写真がとれんかった。

ペルーの旅~CUZCO偏~5日目
















クスコを気に入ってしまったうちら。
まだまだクスコにおりますよ。

20日間もあるし
せっかく南米におるわけやし
ゆっくり行動。

昨日オランダ人カップルにすすめられた
市場へいってみた。
歩き方には
「カメラをもっていくべきではない,とられる」
みたいなことをかいちょったきちょっと警戒。


入ってみると
観光客はみんな同じポーズ。
まるで東京の満員列車の中。


バックパックは前。




この旅で思ったのが
2人やと写真が撮りやすい。
一人がみはり,
一人がしゃしゃっと撮影。


暗かったけど
むりやり撮ってみました。
(下3枚が市場)





Cuzco Night





クスコは日本の温泉町みたいな雰囲気やった。
夜は北海道みたい。
きれい。

ペルーの旅~CUZCO偏~4日目











4日目。
連日の食あたりのせいで
お腹はぺったんこ。
かわいそう。




高山病にかからんよう
あまり大きな動きはせんように
行動開始。


じん君もなんか優しかった。




クスコには
異常な数の土産屋がある。
中身はほぼ同じとおもいきや
センスのいい物ばかりをおいている店,
ほこりのかかった物ばかりを置いている店とさまざま。


心なしか
おばあさんの売り場の方が
若者の売り場より
安かったような。。
これはあくまで
自分の意見やけど。




アルマス広場にすわっちゅうと
何人もの売り子に声をかけられた。
すごいいい人で
そんなにほしくもないけど
つい買ってしまいたくなるような人もおれば
買わんとわかると
●uck you
なんていってくる小僧達もおった。


いくら物価がちがって
うちらの国の方が豊かやきって
うちらはうちらなりに
汗水流してお金をためたき
旅行にこれゆうわけやし,
そういう振る舞いはよくない,と思いながら
まぁ,子供やし,とも思った。



この日
途中よったカフェで
オランダ人のカップルと仲良くなった。
スペイン語は悲しいばぁ話せんけど
英語を話せると
こういった出会いがあるがや。





なんだか嬉しかった。




October 20, 2009

みっすうとのひと時











この間、
高知の友達、
みっすうのおうちへ遊びにいった。


みっすうとは
高校が同じ。
でもその時は全然遊ばんかった。
それが、変な縁で
卒業後SFで再会。
おたがい得に気があうことがわかって、かなり仲が深まった。
この出会いはうちの中でめっちゃデカイ気がする。
再会させてくれたティマに感謝。
今日、みっすう家(千葉)での写真ができたき
みっすうのことを考えよった。
あの日、
大人な話、子供な話、乙女な話、
世界が終ってしまったら、とか話よって
とにかく盛り上がった。
盛岡にきて3日。
やっぱ友達がおらんって寂しい。
誰か遊びきて。。








October 19, 2009

岩手の空気を
















おすそわけ。

今日は初めて一人で外へでてみた。
しかも久々の自転車。



案の定。迷った。

October 18, 2009

ペルーの旅~LIMA.CUZCO編~3日目


ちょっと長居しすぎたリマから
世界遺産、クスコへ移動。

この移動、バスやと24~26時間かかるらしい。
帰りはバスってことにして
行きは飛行機にした。
ちょっと高いけど奮発。

このシーズンはちょっとハイシーズンにかかっちょったらしく、
バスとかホテルは、まぁ安いけど
飛行機はあんまり他の国とかわらん気がする。
リマークスコ間が$150くらい。
飛行機だけはドルやきね。
あと、今後ペルーへ行く人へ。
メインがLANペルーってのと
STARペルーってのがあるがやけど、
LANペルーは観光客用と地元用で値段がちがうらしいき気をつけて。

ところでこの3日目。
うちは初めての高山病を体験しました。

レストランへ入ったら突然、貧血のような妙なかんじ。
で、すわっちょけなくなり
目の前がまっくらになり。
耳なりがして吐き気まで。
おまけに連日から続いちょった腹痛がおそってきて。
ただただ
「やばい」
としかいえんかった。
じん君はあせらず対応してくれたけど
後からきいたら
うちの目が白眼になっちょったき
救急車よばないかんかと思ったらしい。

「地球の歩き方」
の高山病の欄をよみよって
‘死にいたることもある‘
ってかいちょったのを見て
たぶん気が動転したがやと思う。

死にいたらんでよかったー。

クスコの夜、
寒いき空気が透きとおっちょって
めっちゃ綺麗です。

ペルーの旅~LIMA編~2日目







二日目。

日記用のノートをかいに
インカマーケットへ。

お土産たくさん。
でも、もしかしてクスコの方が
物価が安いがやないろうか
っていう考えから
必要なノートだけこうた。

物価があまりわからんき
値切りもどこまですればいいものか
まだわからん。

とりあえず、
20といわれたら15とかいってみた。
LIMAはそんなにあそぶとこがないき
ゆったり。

ワカプクヤーナっていう遺跡にいってきたりした。
都市の中に遺跡。
なんだか不思議な気分。

雨がふらんき
くずれんらしい。

夜はとまっちょったホテルの近くの屋台へ。
夜にバーガーって
あんまり気分はあがらんけど
ここの屋台はみるだけで食べたくなるかんじ。
うちらがすわっちょったら
ぞろぞろと常連さん達が。

みんな立ちぐい。

なんか、地元を味わえた気がした。
しかも外で食べるできたては最高。
夜ホテルについて
二人で
「やっぱり寒いね」。
朝も寒くておきたし
昨日の夜は寒くて寝にくいし。
おまけに外の声がめっちゃ鮮明。
まさかとおもってカーテンを開けてみると
まさかやった。
なんと窓全開。
普通、ホテルの人がそうじの後しめるよね?
めっちゃうけた。
全開って。。。

ペルーの旅~LIMA編~1日目











今日から単発で
ペルーの旅日記をかこうかと。

前回かいたことと
かぶるかもしれんけど
もう一度
始めから。

Limaの第一印象は
空気が汚い。
空はいつも灰色。
でも町並みは
古い建物も多くて
味のある部分もあった。

発見したのが、
ストリートによって
売りゆう物がちがう。例えば、
Street1は布だけ
Street2はギフトカードだけ
Street3は子犬ばっかり
とか。

これってどうながやろう?
ある意味便利?とか?
ペルー人達の日常会話では
今日は~ストリート行ってくる
っていったら何買うってわかってしまうがやろうか?
でも、どうやって店をきめるがやろう?
売りゆうものほとんどいっしょやし。

初日、謎だらけ。

この日は、旧市街へいき、
新市街へ。
旧市街はサンフランでゆうたら
Stockton Street
とMarket Street(6あたり)
をあわせたようなかんじ。
(地元ネタですが)
とりあえず、あんまり綺麗なかんじはせん。
新市街は
Crement Street
とMarket Street(1、2あたり)
をあわせたようなかんじ。
綺麗。

同じ都市でのこのちがいにけっこうびっくり。

うちらは今後お金をあまり使わんやろう、
ということで
初日はちょっと贅沢に
海の近くのレストランでディナー。
この後、もっともっとお金を使うがやけどね。。。
写真の彼らは
ランチ先のレストランで
わざわざ全員で道を教えてくれた。